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Workcise(ワークサイズ)

「Workcise(ワークサイズ)」(株式会社 ITOKI(イトーキ)が提唱)とは、からだを鍛えたりする「Exercise(エクササイズ)」と仕事「Work(ワーク)」を組み合わせた造語で、特別にスポーツジムで運動などをするのではなく、例えば、立って仕事をする、社内メールで済ますのではなく相手の席まで歩く、といった「仕事にも健康にも良い行動」のことを言います。
1日の大半を過ごすオフィスにワークサイズを上手に取り入れることで、自然に活動量が上がり従業員の皆さまの健康度がUP、仕事の効率もUP、仕事にもカラダとココロにも良い効果が得られますよ。

ワークサイズの施行例

階段を利用する

階段に、健康標語(例:階段は一番身近なエクササイズ!など)と消費カロリーのシールを貼ることで、積極的な階段利用を促します。

階段
ポイント

階段を早足でのぼると、ゆっくりのぼる時に比べて2.3倍、普通にのぼる時に比べて1.4倍もエネルギー消費量が増えます。
筋トレ効果も期待できます。

階段利用時の消費カロリー(目安)
昇り:1段  0.1Kcal
下り:1段0.05Kcal

歩幅を意識して歩く

色違いのマットを用意し、床に目印を入れることで、歩幅がチェックできます。

歩幅のチェック
ポイント

意識して歩幅を大きく、普段より少し早く歩くだけでエネルギー消費量が25~30%増えます。
股関節の柔軟にも、転倒予防(認知症予防)にもなります。

歩幅(目安)
身長150cm台(平均歩幅55cm)→ 設定歩幅(平均+5cm)60cm
身長160cm台(平均歩幅65cm)→ 設定歩幅(平均+5cm)70cm
身長170cm台(平均歩幅75cm)→ 設定歩幅(平均+5cm)80cm

時々ストレッチをする

事務所の所々にストレッチシールを貼ることで、席を立ったついでなどにストレッチができます。
シールに合わせて手や足をおいて、ストレッチしましょう。

ストレッチ
ポイント

ストレッチで、長時間同じ姿勢で疲れたカラダとココロをリフレッシュさせましょう。
息を止めず、伸ばしているところを意識することがコツです。
柔軟性を高めることは関節痛や転倒など、将来起こりやすい病気やケガの予防にもつながります。

【写真:株式会社間口提供】

姿勢(ゆがみ)をチェックする

特殊なテープを貼った姿見鏡を設置することで、姿勢をチェックできます。
鏡の線に肩のラインを合わせて、からだのゆがみをチェックしましょう。

姿勢をチェック
ポイント

からだのゆがみは、筋肉の張りや緩みを生じさせ、疲労や腰痛・肩こりの原因になります。
健康づくりの第一歩は、自分のからだの状態を知ることです。

立って仕事をする・コミュニケーションする・リラックスする

スタンディングデスク(昇降タイプ)を利用して立って作業すると、座って作業するよりもたくさんのエネルギーを消費します。

スタンディングデスク
ポイント

座っている時間が長い人ほど「寿命が短い」ということを、ご存知ですか?
ちょっとした打合せや作業など、通常のテーブルより背が高いスタンディングデスクで行うことで、筋力アップにつながり、血糖値の改善も図れます。
仕事の効率も上がります。
また、スタンディングデスクでミーティングや相談を行うと、通常の座って行うミーティングより人と人との距離が近くなるので、コミュニケーションの活性化も期待できます。

消費カロリー
立って仕事をする  2.3Kcal/分
座って仕事をする  1.7Kcal/分
カモメ イルカ
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